株式会社 花
住宅型有料老人ホーム 順風苑
施設長 諸見里由恵 様
ご利用後で一番変わったこと、よかったことは何ですか?
ライブコネクト導入によって、モニター画面に、ご入居者様の動き出しが分かるため、職員がすぐに訪室、介助に向かうことができるようになりました。
導入後の事故件数も減ってきており、月に数回の転倒があったが、現在では1~2回ほどに抑えられています。骨折して入院するようなケースもなくなり、大変助かっています。2時間ごとに巡視やおむつ交換を行っていたが、安眠を妨げているケースも多かったため、睡眠状態を確認して、適切なタイミングを計って実施することで、ご入居者様の負担や職員の業務負担の削減につながっています。
また、各居室のトイレのセンサーでトイレの利用状況がシステムの記録に残るため、生活リズムの把握に役立っています。
従業員の方の働き方やモチベーションは変わりましたか?
大型のモニターを採用し、他のフロアの状況も1画面で確認できるようにしています。フロアの職員が休憩中などには、他のフロアからモニターを見ていて、必要に応じて対応できるようになりました。今まで夜勤では、ゆっくり休憩できないといった声が上がっていましたが、ライブコネクト導入後、心理的負担が軽減されたと実感しています。
導入までの手間や使い勝手はどうですか?
導入後から、安定して運用し、職員に定着化するまで半年ほどかかりました。システムの利用上で発生した問題や異常をステーションに用意したボードに、各自が気づいた時点で付箋で貼って、その都度問い合わせを行い解決していきました。問い合わせをしたら、メーカーや販売店がすぐに対応してくれたので助かりました。
ご入居者様が、ご逝去された際にも各種センサーのデータなどを解析し、警察への参考情報として提出するなど利用することができました。
今後ライブコネクトのセンサーデータを積極的に活用したいと思っています。家族の懇談会などではデータに基づき生活状況の説明を行ったり、医師への問診などにも活用することを考えています。睡眠状態から、処方してもらっている睡眠導入剤の調整や、トイレの回数などは頻度によっては泌尿器科に相談を行うことなど活用の幅は広いと思います。
入居施設となっている2階・3階・4階の全室に導入し1画面ですべての居室を表示させている
有限会社 美和コーポレーション
高齢者複合施設 美和ケアセンター
代表取締役 桃原幸二 様
ご利用後で一番変わったこと、よかったことは何ですか?
導入後1年ほどが経ちました。職員の意識改革をしながら活用を推進するのに時間がかかっていますが、モニターを見る習慣がついてきました。居室にいるかどうか、ベッドにいるかどうかが確認できるようになり、夜間の巡視の対応が早くなったと感じています。
2~3年前は転倒して骨折をするような事故が起きることもありましたが、ライブコネクト導入後は大きな転倒事故は減少傾向にあります。
従業員の方の働き方やモチベーションは変わりましたか?
ライブコネクトを活用することで人材育成・成長を促すことにつながると期待しています。自発的に環境の改善や、課題の解決などができる人材を育成したいと考えています。そのためのバックボーンとして、ライブコネクトのような「気づきの仕組み」を用意することで、成長のきっかけを作りたいと思っています。
睡眠状態や利用回数など、行動や生活リズムの把握などから、ケアの質向上や課題の解決の「気づきのきっかけ」が可視化させることが魅力だと感じています。
導入までの手間や使い勝手はどうですか?
昨年10月に10室に導入し、今年10月に33室分を追加し、全室への導入になる。システムを見て動くというオペレーションは定着化しつつあるが、まだデータの活用や業務オペレーションの改善など多くの課題を抱えている。ICTの活用や、環境の変化に苦手意識を持っている社員は多く、勉強会などを通じて習熟度の平準化を行っていきたい。
10室に導入されモニターに表示している。今年10月にさらに33室に追加導入される予定。
社会福祉法人 沖縄にじの会
特別養護老人ホーム ゆがふ苑
施設課 課長 玉城龍馬 様
ご利用後で一番変わったこと、よかったことは何ですか?
導入後、目に見えて変わったことは転倒事故が大きく減ったことです。システムを利用する前は、月に5件ほどあったものが今では半年に1~2件しか発生ていません。
また、睡眠状態がモニターで把握できるため、巡視の際に起こさないように気を付けて訪室することに活用できています。
従業員の方の働き方やモチベーションは変わりましたか?
ショートステイでは、初めてご利用される方など事前の情報ない事が多く、どのような過ごし方をされるかわからないため、センサーが反応して通知が出たら、すぐに駆け付けるという習慣が定着しています。
ライブコネクトがあることで、モニターの表示や通知によって良い意味で緊張感をもって、仕事に取り組めるようになっています。
ただ、ショートステイの特性上、ご利用者様も慣れていないため、システムだけに頼らず、直接訪室して確認することも重要だと考えており、バランスよく利用できていると思います。
導入までの手間や使い勝手はどうですか?
今までは、マットセンサーやホームセンターなどで販売している、赤外線センサーなどを必要に応じて使っていましたが、電源の入れ忘れやコードの抜けなどで作動しないことがありました。
ライブコネクトでは電池切れや、コンセントの抜け、故障などが画面にわかりやすく一括表示されるため、人為的ミスなどが減り運用しやすくなりました。
また、1つの部屋にいろいろなメーカーのセンサーを付けることもなくなったため、メーカーごとに異なる使い方や接続方法、問い合わせ先がばらばらであることによる不便さもなくなりました。
ケアステーションに設置されたタッチパネル式モニター
ベッド下に取り付けられている、マルチセンサーよにり、離床や居室内での動き、部屋の温度、湿度、照るさを検知している
社会福祉法人 育成福祉会
障がい者支援施設
あけもどろ学園 統括主任 仲本賢太 様
ご利用後で一番変わったこと、よかったことは何ですか?
ライブコネクト導入で最も大きい効果は、ご利用者様が、居室にいるのか、ベッドに寝ているのかを常に把握できるようになったことです。
多動により、24時間所在を把握しなければならないご利用者様へは、15分毎に部屋に行って所在確認をしていました。そのため、職員のストレスや業務負担は非常に大きいものでした。また、職員が干渉することが、ご利用者様自体にも強いストレスになっており、体調への影響や、情緒不安定、問題行動の発生などにつながっていました。ライブコネクトの導入によって、職員とご利用者様に適度な距離感ができ、双方の心理的・身体的負担が削減されたと実感しています。
事故防止という観点でも効果が実感できております。居室だけでなく、共用トイレにもセンサーを設置しており、気づかない間にご利用者様が、トイレで転倒しているなどの事故の防止に大きくつながっています。
施設全体で、週1回以上は大きな転倒事故が発生していましたが、導入後半年以上たちますが、大きな転倒事故の発生は0件に抑えられています。
従業員の方の働き方やモチベーションは変わりましたか?
夜間は1フロア30名ほどを2人で担当しています。常に目が離せないご利用者様がいるなか、休憩に入ると1名になってしまう時間帯ができるため、落ち着いて休むことが難しい状況でした。
ライブコネクトの導入後は安心して休憩に入ることができ、メリハリをつけて業務を行うことができるようになりました。
巡視の際には、睡眠状態や安否の確認の為に、ベッドの近くで目視することで、ご利用者様を起こしてしまうことも度々あり、安眠を妨げることが課題でした。何よりも、起こさないように巡視をしたり、起こしてしまったご利用者様への対応が職員のストレスや業務上の負担になっていました。ライブコネクトの導入で、バイタル情報(心拍数・呼吸数)や睡眠状態が分かるため、各部屋の巡視をする際にも、起こしてしまうことを気にせず回ることができ、業務負担や心理的な負担を大きく削減することができています。
現場の職員からも、「夜、寝ていることが分かるだけで安心できる」「張りつめなくていい」という感想も多数あがっており、夜勤のしんどさを訴える声は減っています。
導入までの手間や使い勝手はどうですか?
トライアルプログラムを実施したおかげで、全職員がスムーズに利用できるようになりました。導入当初は不具合や、設置したセンサーの移動など運用上の課題もありましたが、メーカーの営業さんや販売店の担当者のサポートも手厚かったため、大きなトラブルなく利用できています。
2階・3階のフロアレイアウト。各フロアで、必要な居室および共用トイレにセンサーを設置して運用している。
社会福祉法人 桑の実福祉会
特別養護老人ホーム 東池袋桑の実園
施設長 羽部清久 様
社会福祉法人 湘南福祉協会
特別養護老人ホーム 湘南ホーム
施設長 加藤健二 様